列車が何度もレールから飛び出してしまうと、せっかくの遊びが楽しさより不満に変わってしまいます。でもご安心ください。木製レールの脱線には、ほぼ必ずはっきりした原因があり、しかも直しやすいものばかりです。ここではその原因と、止め方をご紹介します。
脱線のもっとも多い2つの原因
レールのすき間が大きすぎる
木製レールは凸凹のはめ込みや磁石でつなぎ合わせます。このつなぎ目がしっかりはまっていないと、レールどうしの間に小さなすき間ができます。ほんの数ミリのすき間でも車輪はレールから飛び出してしまい、とくにスピードが出ているときや重い車両のときに起こりやすくなります。
床面の凸凹や段差
カーペット、凸凹した木の床、やわらかいマットなどがあると、レールが同じ高さに並ばなくなることがあります。つなぎ目にわずかな段差があるだけでも、車両は脱線します。また、違うシリーズのレールを組み合わせると、わずかな高さのずれが出ることもあります。
原因の直し方
組み立てるときの最初のステップは、レールのつなぎ目を1つずつ確認することです。レールを軽く押したり回したりして、カチッと音と手応えがあるまではめ込みます。ゆるく感じるつなぎ目は、入れ直すか、別のレールに交換しましょう。
違うセットのレールを組み合わせるときは、つなぎ目を並べてみて、表面が同じ高さにあるか確認しましょう。同じメーカー、同じシリーズのレールどうしが、いちばん確実にぴったり合います。
車輪の設計が差を生む
見落とされがちな要素のひとつが、車両の車輪の形です。外側にゆるく膨らんだ車輪は、平らな踏み面の車輪よりもレールの溝に安定して収まります。膨らみのおかげで車輪が溝にしっかり「座り」、横にずれて外れにくくなるのです。
特定の車両でくり返し脱線が起きるなら、車輪の形をよく見てみる価値があります。1両を交換するだけで問題が解決することもあります。
チェックリスト、脱線を防ぐには
- すべてのレールのつなぎ目をしっかりはめ込み、すき間を残さない。
- 平らで硬い床を選ぶ。
- 高さのずれを避けるため、同じシリーズのレールを優先する。
- 問題が続くときは、その車両の車輪の設計を確認する。